平成18年10月1日より、全ての自動車運送事業者が運輸安全マネジメントを実施し、輸送の安全性の向上に努めることが義務付けられました。
「輸送の安全性を確保すること」は、言うまでもなくバス事業者として当然の責務ですが、法律の施行により、経営のトップから現場の運転者に至るまで輸送の安全が最も重要であることを自覚し、運輸安全マネジメントにより絶えず輸送の安全性の向上に努めなければならないこととなりました。
この機会にわが社としても「運輸安全マネジメント」の実施を宣言し、下記のとおり実施するものとする。
記
- わが社の事故防止のための安全方針
「運輸の安全は事業の根幹」
従業員への周知方法
①事業所施設内に掲示する。
②朝礼や点呼の際に唱和する。
③社有車両内に掲示する。 - 安全方針に基づく目標と目標達成のための計画
長期目標
①無事故・無違反の達成
短期目標
①毎年前年の50%減少を達成。(特に後退時の事故はゼロ)
②無事故ラリー(6~11月)で全員無事故・無違反達成。
計 画
①点呼時におけるヒヤリハット情報の聴取
②3ヶ月毎にドライブレコーダー等によるヒヤリハット情報報告会(事故防止委員会)開催
③安全に関する意識の向上を図るため指差し確認の導入(実施)
④管理者による添乗指導の実施 - わが社の安全に関する情報交換
①ヒヤリハット情報の事業所内掲示、報告会の開催
②管理者による運転者との面接の実施
③安全運転に関する講習(研修)会の開催 - わが社の安全に関する反省
①6月と12月の2回事故防止委員会により輸送の安全チェックを行う。 - 輸送の安全チェックに基づき、業務の改善や新たな目標設定を行う。
以 上
2012年 4月 1日
氷上運送有限会社
取締役社長 北野 政弘